養護学校職員辞職から改めて見る、介護業界の深刻な闇

養護学校職員辞職から改めて見る、介護業界の深刻な闇

サービスを提供できない程に

一斉退職へと追い込む

鳥取の養護学校非常勤職員6人が一斉に辞めるという事態、これは介護の現場では珍しくないと言えるのかもしれない。騒ぎにならないだけで全国各地で同じような事態に見舞われたところもあるのではないだろう。業界を志す人が増えている一方で、業界特有の経験者ありきでなければ話にならない機運も相まって状況改善となる有効的な打破はいまだ模索し続けているといったところだ。いつまでもこんな状況は続けられないと思っても、実際に介護としてのサービスを提供すら満足に行うことも叶わないほど疲弊した現場レベルが継続する、それでは介護の実態はいつまでも変わらない。

賃金面における不安も解消できれば越したことはないが、この点についてはどの職場にも共通して言えることだろう。ただ介護の現場においては最悪命の危険性にも繋がる、小さなミスさえ許されないリスクが伴っている点を考えると医療現場とさほど変わらない状況だ。医療業界でもそうだが、人の生死に関わる現場で働くことはそれ相応の精神が必要となる。ただ心意気だけでなんとかなる業界ではなく、また自分がしっかりしていれば問題無いというものでもない。職員全員と連携して、養護学校にしても介護施設にしてもそれぞれ属している人々の機微に配慮していなければならないからだ。それも情報の共有が全てを左右する。

養護学校の非常勤職員が全員辞職することになった騒動でも、学校に在学していた生徒たちの親御さんの中で医療ケアが必須の我が子が殺されてしまうと糾弾する人もいた。当然の行動だろう、信じて任せていた現場でまさかの職員不在であり、実態として現場リスクを回避するために職員補充を行わなかった学校側による非は否定出来ない。鳥取県の例にしても、先に紹介した東京都のとある老人ホームにしても、職場を辞める人たちは恐らく辞めるつもりなど無かった人たちばかりのはず。働き続けたいという意思はあっても、それが職場環境によって挫かれるほど追い込まれた結果によって生じたと見るべきだ。

介護の現場は人手不足?!

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実際の仕事内容から考える

養護学校にしても老人ホームにしても、要介護認定者を扱う際にはそれ相応の基準に則って応対をしなければならない。もちろん入居者や在学者の特徴により色々と異なってくる点は存在しています。今回はその中でも話題として取り上げている養護学校と老人ホームにおける業務内容について考えてみよう。

養護学校の事例

まずは鳥取の養護学校についてだが、ここで話した非常勤の職員についてだが、何もただの一般人ではない。非常勤とはいっても、この方たちはみな『医療ケアに従事できる看護師』として勤務していたのだ。看護師として勤務しているにも関わらず非常勤、それも常日頃から繊細なケアが伴う仕事をしなければならないため、そのリスクは通常の養護教諭とは比べ物にならない。こうなると学校側がどのように職員を扱っていたのかという点も気になるところだが、仕事内容については通常の病院で行う作業と左程変わらないだろう。

ただ急を要する、1分という遅れが命に影響を及ぼすこともありうる患者がいる中でのストレスと重労働は途方も無いほど大きいはずだ。看護師達の中にはそれ相応の問題を抱えている人がいるという可能性も否定できないが、やはりこの件については根本的な解決策を講じなかった学校側に責があるのかもしれない。

老人ホームの事例

先の養護学校の場合は特殊なケースとなっているが、介護という現場においてはその重要性は高いことは間違いない。また次に上げた老人ホームにおける事例について考えると、仕事内容という点を考慮すると主に行う仕事内容には次のようなことを常日頃から行っていかなければならない。

  • 心身のリハビリ訓練
  • 食事や排泄などの日常生活を過ごすために必要な介護
  • 心身機能の維持、それに伴う通院への付き添い

大きくまとめてしまっているが、これらが意味する仕事内容をさらに細分化するとやることは数え切れない。日々自立できるようリハビリを行うために介護しながら、入浴や就寝、さらに1人では出来ない健康管理といった面もさることながら、体調が悪くなった場合には職員が病院へと付き添うなどの介護まで担当しなければならないのです。

家族がいるといっても、24時間対応することが出来ないために入居している点を考慮するなら老人ホームとしての役割の大きさは重要視される。養護学校における看護師たちの扱いもそうだが、老人ホームを始めとした介護施設での勤務においてはこういった細かいところまで入居している人へと気を配らなければならない。普段自分が見向きもしないような点も、介護される人には重要だが自分では出来ないとなったら、補助を休めないのです。

介護施設運用のために必要なこととは・・・

職員不足により引き起こされるリスク

養護学校の件にしても、老人ホームの件にしてもだ、どちらも人手不足によって危険が伴う。ただ前者の場合は1分単位で全てを左右する。かといって後者の事例についても決してミスは許されない、日常生活の当たり前と称される動作を行う事ができない、それによって心身機能が阻害されて健康状態が悪化する、なんてケースは珍しくない。人が生きていくためには日常で行うどの動作も蔑ろにしてはならない、そうした点まで気を配れるだけの現場スタッフが揃っていなければ安心して任せられるものも任せられない。

従業員が足りず新規募集を、希望者がいる中で断念した老人ホームのように、養護学校で責任と使命に燃えながら責務を果たしていた看護師達も現状に耐えられなかった、どちらの背景も介護という業界でゆくゆくは解消しなければならない最大の壁と見ていいだろう。